お葬式のメリットはいろいろあります

2017年05月21日
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人は必ず亡くなります。その死をいかに受け止め、送り出すかは残された人々にとってとても大切なことです。ご家族の方は故人の生前培われてきた社会的な名声や人間関係を、その死に際して初めて知るということは珍しくありません。

葬儀の必要性とは、その故人をより知るためということもあります。故人の方が大きな企業の重役などに就かれていた方であれば、社葬を行われることもあるでしょう。ご家族の方は故人の方が生前お勤めになって人生の多くを費やしていた現実というものに直面する良い機会とも言えるでしょう。

その際は、故人がそのお勤めになっていた企業で関わっていた同僚や後輩、上司などとお会いし、名刺交換などをすることもあるでしょう。人間の関係は、どなたかな亡くなってから始まるということがあります。お葬式の意味も、人間関係を広げることや、より対人というものを深めていくという目的もあります。

残された御家族や親しかったご友人にとって、その時を境に人生が変わるということもあるでしょう。ただ儀礼的に故人を送り出しておしまいというのではなく、そのお式に参列する方にも何らかの得るものがあれば、故人の死そのものに価値が加わるといっても過言ではありません。

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